絵てがみ用墨　青墨(玄) | 書道用品 | 書画専門店　ふみうさぎ|4963968114201

「古梅園の玄之又玄」は、古梅園の伝統を受け継ぐ銘墨で、特に書道愛好者や書道家に長く愛用されてきた油煙墨です。以下にその特徴と用途について説明します。

≪特　　　徴≫

1. 古梅園の伝統を受け継ぐ銘墨

   • 「玄之又玄」は、古梅園の創業以来受け継がれてきた銘墨で、古梅園の長年にわたる墨作りの経験を反映した製品です。油煙と上質な膠を使用し、墨の質感や色合いが優れているため、幅広い層に愛用されています。

2. 早く濃くなる特性

   • この墨は、早く濃い黒色を出す特性を持っています。短時間で濃墨を作れるため、作業効率が良く、書き込みや大きな作品の制作にも適しています。

3. 墨色の特徴

   • 濃墨では、紫を感じる複雑な黒が特徴です。単なる黒ではなく、微妙に紫がかった深みのある色合いが、書道作品に独特の奥行きと品格を与えます。
   • 淡墨にはあまり適しておらず、特に濃墨でその真価を発揮する墨です。

≪用　　　途≫

1. 一般実用品

   • 「玄之又玄」は、一般的な書道の実用品として非常に広く愛用されています。日常的な練習や書道の実技において、早く濃い色が出る特性が便利で、墨色も複雑な黒が得られるため、書き込みや作品制作に最適です。

2. 条幅用

   • 条幅用（大きな紙に書く作品）としても適しており、大きな筆遣いを必要とする作品において、墨の伸びと発色が大きな効果を発揮します。濃墨の深い黒色は、大きな作品で特に映えます。

3. 実用と作品制作の両方に適用

   • この墨は、練習や実用的な書き込みだけでなく、正式な作品制作にも使われています。濃墨での美しい色合いが、作品に深みと迫力を与えます。

「古梅園の玄之又玄」は、早く濃くなる特性を持った油煙墨で、濃墨では紫を感じる複雑な黒が特徴です。淡墨にはあまり向かないものの、一般実用品や条幅用として広く愛用されており、練習から作品制作まで幅広く使用されています。書道作品に深みと品格をもたらす、伝統を受け継ぐ高品質な墨です。